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こんにちは!悪性リンパ腫闘病中の薬剤師ママです。妊娠中に悪性リンパ腫を告知され、無事に出産、現在抗がん剤治療をしながら2人の男の子を育てています。私が経験した不妊治療、癌治療、医療制度やお金のこと、お薬や女性の健康について発信していきます。

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[切迫早産]緊急入院から1か月耐えた!25週→30週へ

切迫早産・切迫流産

MFICU から一般病棟へお引越し

緊急入院した時と変わらず、子宮口は2cm開いたままで、そこから胎胞(赤ちゃんを包む膜)が脱出している状態ですが、30週を迎えることができました

ここまで来られて嬉しい気持ちと、まだまだ先が長くてつらい気持ちと両方ありましたが、800gと言われていたお腹の赤ちゃんが1300gまで大きくなったことに感謝の気持ちでいっぱいでした😭✨

一度脱出してしまった胎胞が元に戻ることはありません。

破水や感染のリスクが高いので、病院の外で急に破水してしまったり、陣痛が来て一気に子宮口が開いてしまうと、間に合いません。赤ちゃんもまだまだ小さいため、生まれた場合はNICUでの処置が必要です。

「生むまで帰れません」

と初めに言われていたので、その状況は変わっていませんが、1日1日、となんとか過ごしてきました🤰🏻✨

通常MFICUは病院が取れる加算が2週間までなので、2週間を目安に一般病棟に移ることが多いようです。

私の場合は悪性リンパ腫で血液内科の診察も必要だったことや、免疫がかなりおちて溶連菌になってしまったり、喘息のような咳が続いてしまったりと体調が安定しなかったので、長めの入院となりました。

広い個室から大部屋に移動になって、大部屋のストレスはありつつも、ずっと換気音しかしない静かな部屋に一人でいると、どんどん自分一人しかいないような気がして気持ちが落ちてしまうこともあったので、少し周りの生活音が聞こえる様になってよかったです。

絶対安静の入院生活で筋力低下!リハビリ開始

30週を迎えて、少しだけ行動範囲が広がりました。

今まで歩行が許されていた場所🚶🏻‍♀️

トイレ(MFICUの個室内にあり、ベットから3歩の距離)
シャワーと病室までの移動片道5メートルくらい)

以上!笑

当然筋力がめちゃくちゃ衰えます。大部屋に移って『産科の病棟内なら歩いてOK』になり、トイレとシャワーまでの距離も急に遠く感じて、最初は歩くのが怖かったです。

でも、病棟内の自販機で好きなジュースが買えて感動しました😂✨

産科の先生が、理学療法士さんにリハビリを受けられるように頼んでくださって、ベットの上で、切迫妊婦でもできるリハビリ体操が開始になりました😄

ベットに寝転んだ状態で足首を動かしてストレッチをしたり、お腹に力を入れずに足を動かす練習をしました。深呼吸をしながら行うので少しリフレッシュになりました🍀✨

1日3回行うようにと言われていて、なにせ時間はたっぷりあるので真面目に毎日体操していました。

切迫早産妊婦が注意しなくてはならないのが、『血栓症』です。

ずっとベットの上で動かない状態になってしまうので、エコノミー症候群のようになってしまうのです。

入院してから毎日緩めの着圧ストッキングを履いて血栓症予防をしていましたが、理学療法士さんに教わったストレッチも血栓症予防に効果的だったと思います。

見送っていたRSウイルスワクチン『アブリスボ』を接種

長男を出産した4年前には発売されていなかったワクチン、『アブリスボ』💉

妊娠中にママがこのワクチンを接種することでRSウイルスの抗体を赤ちゃんに届けることができます。

RSウイルスとは🦠

2歳までにほとんどの子がRSウイルスに1度は感染すると言われています。
保育園でも大流行します!

このウイルスに感染すると鼻水や発熱などのいわゆる風邪の症状が出て、70%はその後快方に向かいます。しかし、残りの30%の乳幼児は喘息のような強い咳に移行して重症化してしまうことがあります。

生後6か月までにRSウイルスに感染すると重症化しやすい

早産児は呼吸器機能が未熟であるため、さらにリスクが高くなる

といった特徴があります。

兄弟がいるママには特に接種をおすすめします。

保育園で流行すると…
→お兄ちゃん、お姉ちゃんが感染し、お家にウイルスを持って帰る🦠
→生まれたばかりの弟、妹に感染🦠
→重症化し、入院になってしまう🏥

というパターンをよく聞きます。

なぜ私は接種を見送っていたかというと…ママがワクチンを接種してから赤ちゃんに抗体が付くまでに2週間かかるためです。

もともとこのワクチンは絶対に接種しようと考えていましたが、切迫早産になりいつ生まれてもおかしくない状況だったため、赤ちゃんに抗体ができる前に生まれてしまうかも…と思い、接種できずにいました。

30週を迎えることができたため、この段階での接種を決めました。

このワクチンは自治体での接種の助成はなかったので自費で3万円ほどでした。

時期的にインフルエンザの流行時期でもあったので、インフルエンザのワクチンも一緒に打ってもらいました。

アブリスボとインフルエンザワクチンは同時接種できます。👌🏻✨

ワクチン接種に関してはいろいろな考え方があると思います。

ただ、妊娠中にワクチンなんてなんだか怖い、やめとこうかな。とワクチンについて何も知らずに接種をやめてしまうのと、知ったうえでリスクとベネフィットを考えて自分で選択して決めるのとでは、全く異なると思います。

ぜひ、不安なことは産婦人科の先生や助産師さんに相談して決めてほしいです🤰🏻✨

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