2024年、年末に次男が誕生したため病院で年越し、2025年1月2日に退院しました。
今回は産後の入院中のお話です👶🏻
次男出産後、NICUへの面会
4年前、長男出産後は、コロナ渦で面会禁止。寝不足の中、母子同室ですべてが不安でめちゃくちゃ病んだ記憶…。今思えば夜預かってもらって少し寝たらよかったんですが…。
第一子だったので、「すべて私がやらなくては!!!」と全く余裕がないのに躍起になってしまっていました🔥
今回は次男がNICUにいるので、夜は面会にはいかず、この後の抗がん剤治療に向けて、とにかく寝て体力を回復させることを優先しました!

入院中は沐浴やミルクと少しの母乳をあげに1日5回ほど面会に行きました。

生まれてすぐのころはミルクの1回量は10ミリくらいだったのに、3日後には40ミリ飲めるようになっていました。
次男坊は出産後すぐにお鼻から胃につながるチューブをつけてもらっていて、ミルクを消化できたかどうかチューっと胃の成分を引っ張ってきてチェックしてもらっていました。
飲めなかった分のミルクは、お鼻のチューブから直接胃に入るようにミルクを流す処置をしてもらっていました。
最初はその姿がかわいそうで、見ているのがつらかったのですが、次第にどんどん自分でミルクを飲めるようになってきて、生まれて10日くらいでお鼻のチューブも外れました✨
パパも面会に来て、ミルクをあげれました👶🏻✨

抗がん剤治療に向けて、カバサールを飲んで断乳
そして、おっぱい問題…。
長男は完母で、大変だったけど、幸せな記憶も多かった母乳育児。
私の病気がなければ次男も母乳で育てていたと思います。
しかし、抗がん剤治療前に断乳しないといけなかったので、おっぱいがガンガン産生される前に薬で止めることを先生と相談して決めました。
でも免疫物質たっぷりの初乳はあげたい!と思い、助産師さんにも相談。
おっぱいをマッサージなどで刺激してしまうと、どんどん産生されてしまうため、優しめに刺激して手絞りで搾乳してもらうことに✨
少量のとれた母乳はスポイトで吸い取って、NICUに持っていき、ミルクに混ぜて与えてもらえました✨

計4回くらい優しく搾乳してもらい、そして、産後2日目の朝におっぱいを止めるお薬、カバサールを服用して、次男の短いおっぱいライフは終了しました。
この時は、もう母乳をあげられないことが悲しかったけど…
完母も完ミも両方経験した今の感想は…
ミルク最高!!!!!!!!😭✨✨✨✨✨
長男は哺乳瓶拒否だったため、常に私は一緒にいて、体調が悪いときでも、とにかく母乳をあげないといけなかった…。
ミルクっ子の次男。みんなにお世話してもらえる✨
抗がん剤治療開始になってからも、育休を取ってくれたパパがほとんどのミルクを与えてくれました…。夜間のミルクもパパ。
そしてじいじい、ばあばにもお願いできる✨
じいじ、ばあばもゴキュゴキュミルクを飲む次男の姿にメロメロです🥰
みんなに愛されて、たくさんお世話してもらって、本当によかったです。
長男が生まれてすぐのころ感じていた、「私がこの、か弱い生物をなんとかしなくては」という不安感は、一切なかったです。
本当に家族みんなに感謝です😭
以下、カバサールの特徴をまとめます✏️
おっぱいを出すホルモン『プロラクチン』を抑えるお薬
💊カバサール💊
❌服用できない人
・心臓弁膜の病変がある人
・妊娠高血圧、産褥期高血圧の患者さん
出やすい副作用
吐き気、気持ち悪さ、頭痛など
服用方法
産後(48時間以内が望ましい)に、1回のみ、食後に服用する
⚠️注意点⚠️
「おっぱいを出せ~どんどん作れ~」というホルモンの働きをブロックするお薬なので、このホルモンがたくさん出てしまった後だと、遅い。
飲んだ後も母乳が作られなくなるまでに時間がかかってしまい、おっぱいがカチカチになってしまうことも…。
特に経産婦で、前回母乳を上げていると、乳腺がすでに開通していて、母乳が出やすい状態になっているので、少し母乳をあげると、
「お!赤ちゃん来たね~久しぶりだな~!よっしゃ!母乳どんどん作りまっせ~💪🏻」と、脳が指令をだしてしまい、早いスピードで母乳が作られてしまうのでより注意が必要です。
もちろんお薬なしでも断乳は可能です!
産後できるだけ、おっぱいをそっとしておく…触らない。
ただ、私は抗がん剤治療前に、乳腺炎になってしまって発熱…などがあると治療に影響がでてしまうため、より確実に断乳できるように薬を服用することにしました。
長男そっくりなかわいい次男👶🏻✨
入院中、NICUの面会から帰って病室戻ると、もう空っぽのお腹がすごく寂しく感じました。
早く4人で生活することを楽しみに、治療も頑張るぞ~!と自分に喝を入れていました💪🏻
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